こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

7月も間近に迫り夏が近づいてきましたね。6/28付けの「主要通貨デイリー」では、オバマケア代替法案と減税政策について考察されていますのでご紹介します。

同レポートではまず、オバマケア代替法案について、『米議会の夏季休会(7/31~9/4)まで残り約1ヵ月となった。オバマケア(医療保険制度改革)代替法案の夏季休会前の成立の可否を占う上で29日の上院採決が注目されたが、昨日延期が決定。採決は7月4日の独立記念日を伴う休会後となり、夏季休会前の成立はハードルが高まったといえよう』と分析しています。

続けて、『上院は共和党が過半数を占めているものの民主党との差は小さく、可決には共和党内からの反対票を2人以下に抑える必要がある。しかし、一部報道によると、現時点で同党から5人が反対の意向を表明、採決が延期される結果となった。米政府は、オバマケア見直しによる歳出削減分を税制改革の財源に充てることを狙っており、同法案成立の遅れは、年内の成立を目指す減税策に影響を及ぼす可能性がある』と考察しています。

減税策への影響を懸念する一方で、『もっとも、減税策の実施が遅れたとしても、来年11月に中間選挙を控えていることを踏まえると、減税策自体が見送られる可能性は低いとみている。(中略)補欠選挙の結果や低迷する支持率などを踏まえれば、減税策は来年の中間選挙に向けた挽回策として必要となろう。市場の経済政策に対する期待は概ね一巡したとみられるだけに、実施の遅れは大きなネガティブ要因とはならず、むしろ政策実施はドルのサポート要因になるとみている』としています。

詳しくは6/28付けの「主要通貨デイリー」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

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フィスコリサーチレポーター花田浩菜



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情報提供元: FISCO
記事名:「 議会夏季休会まで約1ヵ月~オバマケア代替法案と減税政策、SMBC日興証券(花田浩菜)