1980年代に日本の峠で始まり今や世界中の若者を熱狂させるドリフト。2017年、FIA(国際自動車連盟)が新たに承認したモータースポーツ・ドリフトの初めての世界大会「FIAIntercontinentalDriftingCup」が9月30日、10月1日に東京お台場で開催される。

 FIA会長のジャン・トッド氏は大会開催について「ドリフト競技はFIAが新たに始めるとても重要なカテゴリー。モータースポーツを世界中で発展させるにあたってドリフトは多くの若者にむけて素晴らしいアピールとなり、今後更に大きなカテゴリーに成長することが期待される」とコメントした。

 また大会を主催するサンプロス代表取締役の齋田功氏は「日本発のモータースポーツの世界大会を、発祥の地で開催できることを誇りに思うと同時に、今後のドリフト競技への普及の礎を築きたい」と大会への意気込みを述べた。

 FIAは1904年に設立された国際機関。FIAはモータースポーツを促進するだけでなく、世界中の道路を利用する人々に継続的に安全で使いやすいモビリティを提供する。FIAは現在モータースポーツ、モビリティ、キャンペーンの3つ主要な領域にまたがって活動している。

 サンプロスは1947年に創業した日本の自動車雑誌出版社・三栄書房から1988年に独立し、そのグループ会社として映像コンテンツを使ったビジネスを開始し、2001年から世界初のドリフト競技大会を開催した。現在は日本自動車連盟(JAF)の下でD1グランプリを運営している。

(編集・甲斐天海)

【ニュース提供・大紀元】




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情報提供元: FISCO
記事名:「 FIAが世界初のドリフト世界大会を開催 今秋、東京お台場で