民進・金子氏(前参議院議員)は「今、日銀がすべきことは石にかじりついてもデフレ脱却実現の日までは万難を排して金融緩和を続けることを表明し、その決意を信用してもらうこと。テクニカルな議論に逃げ込むことではない。出口論は不要」とツイート(6/1)


報道によると、元日本銀行金融研究所長の翁邦雄氏は、黒田総裁が異次元緩和の出口論を避け続けていることで、日銀は出口について「完全に思考停止」に陥っており、将来のスムーズな退出の余地を狭めているとの見方を示した。債券市場では「出口論」についての積極的な発言はないものの、黒田総裁の任期満了後に出口論が活発化するのではないか?との見方が出ている。世界の中央銀行は金融緩和万能主義的な姿勢を変えつつある。市場が日銀のスタンスに疑問を投げかけるのは時間の問題かもしれない。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 政治から読み解く【経済と日本株】民進・金子氏:出口論は不要