中国共産党系の新聞・光明日報は22日、中国の若者の間で最近流行しているロシア発の“自殺ゲーム”「藍鯨(Blue Whale)」について、「被害者の多くは10代の若者で、青少年の孤独感につけ込んだものだ」と分析する記事を掲載した。
このゲームはロシアの大学で心理学を学んでいた男が開発したもので、参加者はインターネット上のグループを通じて、50日間、ミッションをクリアしていくという内容。ただ、ミッションは「ホラー映画を見続ける」「自らの身体を傷つける」といった内容で、50日目は「自殺する」になっているという。ロシアでは実際、自殺者が出ている。
こうした内容が自殺・自傷を教唆するものだとして、中国でも当局やネットサービス会社が規制を開始した。光明日報は記事の中で、「被害者の多くは10代の若者。ゲームは青少年に特有な孤独感につけ込み、バーチャルな世界に引きずり込むものだ。社会の価値観に反逆し、不良ぶりたいという意識を刺激しており、現実とバーチャルの融合によってあっという間に大きな影響力を持った」と分析した。

【亜州IR】



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ロシア発の自殺ゲーム「Blue Whale」、中国でも流行