こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

先週は重要な経済指標が複数発表されましたが、なかでも4/7に発表された米雇用統計に結果について4/10付けの「主要通貨デイリー」にまとめられていますので、ご紹介しますね。

同レポートでは、米雇用統計の内容について『非農業部門雇用者数は前月比+9.8万人と、前月(+21.9万人)および市場予想(+18.0万人、Bloomberg調査)を大きく下回る期待はずれの結果に終わった』と伝えています。

ただし、『内訳をみると、製造業が+1.1万人(前月:+2.6万人)と鈍化した他、建設業は+0.6万人と2月(+5.9万人)から増加幅が大きく縮小した点が目に付く。1~2月に記録的な暖冬で押し上げられた反動に加え、3月は気温が低下、特に北東部で荒天に見舞われたことが影響した模様であり、雇用者の増減が天候要因に振り回される形となっている。そうした振れを均すべく1-3月の平均でみると雇用者数は+17.8万人/月。雇用市場は堅調に推移していることが確認できよう』としています。

まとめとして、『今回の雇用統計は一部で期待外れの結果となったが、上述したように天候の影響を考慮すれば、雇用市場が好調に推移していることを再確認する内容だったといえよう。短期的には、中東情勢や東アジアにおける地政学リスクがドルの上値を抑制する展開も想定されるものの、好調な雇用市場に代表される米国景気の良好推移が先行き利上げ期待と相まってドルを下支えすることが期待できよう』との見解が述べられています。

詳しくは4/10付の「主要通貨デイリー」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
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フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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情報提供元: FISCO
記事名:「 米雇用統計は天候要因の振れを均せば雇用の好調推移を示唆、SMBC日興証券(花田浩菜)