30日の上海総合指数は売り先行。前日比0.19%安の2902.40ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時40分現在、0.20%安の3234.67ptで推移している。当局の金融引き締めスタンスが警戒され、売り圧力がやや高まっている。中国人民銀行(中央銀行)は29日、オペ取引を4営業日連続で見送った。リバースレポによる資金供給が途絶えたことで、今週は期日到来分の2900億人民元がそのまま吸収される恐れがある。また、あす31日は4月の製造業購買担当者指数(PMI)が発表されるため、慎重ムードも強い。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 (中国)上海総合指数は0.19%安でスタート、金融引き締めスタンスなどを警戒