こんにちは、フィスコマーケットレポーター馬渕磨理子の「eワラントジャーナルの気になるレポート」です。

eワラントジャーナルのコラムで【米国の住宅販売件数の分析方法】について言及した興味深い記事を見つけましたのでご紹介します。

株式相場の方向感が見通しにくい状況が続いています。記事では『株式相場の先行きを予想するにあたり、世界経済を牽引している米国経済の動向について注意しておくのは役に立つ』として、『毎月公表されている住宅や自動車の販売市況のデータ』のなかでも、23日に発表される『米国の景気の先行指標とされる新規一戸建て住宅販売件数』に注目しています。

新規一戸建て住宅販売件数の動向について、記事では『より長い期間で見ると、水準は違いますが、新築一戸建て住宅販売件数と株価の動く方向は似ている』としています。『とくに2007年には新規一戸建て住宅販売指数がピークアウトした後で株価の下落が生じていることから、株価の先行指標として見ることもできそう』と、NYダウのチャートを利用して解説を加えています。

指標発表に向けたeワラント投資戦略としては様々なシナリオが考えられるようですが、『指標発表後の相場の上下変動を狙うイベント投資というより、中長期的な相場の方向性に乗る投資』として、『指標発表後のタイミングからでも遅くはない』と中長期的な指標であることを強調しています。

新築一戸建て住宅販売件数の見方は、『前回の1月分(55.5万件)より多い場合や、市場予想(55.9万件)を上回る場合は米国経済の堅調さが確認されることとなり、米国株や米ドルにとっては好材料となるでしょう。』と解説しています。その他、『株式市場に強気の見方をしているものの高値警戒感から急な下落には備えておきたいという場合』のシナリオについても記述があります。

上記の記事の詳細は、eワラント証券が運営している「eワラントジャーナル」の3月21日付のコラム「今週は米国の住宅販売件数に注目!」にまとめられています。

馬渕磨理子の「気になるレポート」は各種レポートを馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 馬渕磨理子





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情報提供元: FISCO
記事名:「 今週は米国の住宅販売件数に注目!~eワラントジャーナル(馬渕磨理子)