こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

FRBイエレン議長の半期議会証言を終えて、市場の次の注目イベントは、28日予定のトランプ大統領の施政方針演説と言われていますね。これを受けて、2/17付け「主要通貨デイリー」にその関連レポートが掲載されていますので、ご紹介しますね。

今回の演説の着目点に関して、同レポートでは、『同演説は大統領が自らの政策課題を表明する一般教書演説に代わるもの。今回の注目は減税政策に対する発言の有無だ。トランプ大統領は9日に、向こう2、3週間以内の税に関する驚くべき計画を公表すると発言しており、施政方針演説で減税政策について発表する可能性がある。減税は米大統領選後にドルの大幅上昇をもたらした大きな要因であった。法人減税や所得減税の規模や内容が注目されるが、ここでは、ドル円相場への影響の観点から本国投資法に着目したい』と伝えています。

演説後のドル円相場の見通しについては、『本国投資法が導入されれば、年末に向けてドル高円安が期待されよう。ただ、導入に向けては議会での審議が必要なため一定の時間を要する。施政方針演説でトランプ大統領が同法の導入に踏み込んだ発言をした際には一旦ドル買いが進行するとみられるものの、買い一巡後は議会での協議の動向を睨みながらの展開となりそうだ』との見解を述べています。

上記を踏まえ、28日のトランプ大統領演説内容を注視していきましょう。詳しくは2/17付けの「主要通貨デイリー」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜







<SK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 28日のトランプ大統領演説に注目!! SMBC日興証券(花田浩菜)