こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。
東京原油が上昇していますね。気になったのでレポートします。

松永さんによると、14日の原油の値動きは、『NY原油は、一時53.7ドル付近まで上昇しましたが、53.2ドルで取引を終えました』とのことです。

そして東京原油については、『14日15:15比では、NY原油の電子取引が変わらず、ドル円が95銭の円安です。大幅な円安進行を好感し、東京原油は、430円高付近まで上昇しております』と伝えています。
この円安ドル高は、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が上院銀行委員会で半期に1度の証言を行い、追加利上げに前向きな発言をしたことが背景にありますね。しかし需給バランスは原油価格にはプラスではないようです。
同レポートでは、『今朝発表されたAPI週間石油在庫統計は、原油が350万バレル増予想に対して990万バレル増、ガソリンが75万バレル減予想に対して71万バレル増、ディスティレートが69万バレル減予想に対して150万バレル増となり、クッシング原油が130万バレル減でした』と伝えています。

最後に、『原油の大幅増加が目立つ弱い内容となり、NY原油の電子取引が圧迫されました』とまとめていますので今後の為替と原油の動きには注意が必要かもしれません。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の2月15日付「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 三井智映子




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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京原油上昇も、注意は必要!? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)