民進・柿沢氏は「ちなみに、この第5条が適用されるからといって、アメリカが守ってくれる(と保証された=柿沢注)わけでもないし、中国軍が尖閣諸島を上陸・占拠したとして、これを武力で排除してくれる(と保証された=柿沢注)わけではない。」とツイート(2/10)

柿沢氏によると、「そもそも、尖閣諸島への日米安保条約の適用を確認しても、それは現状では尖閣諸島が日本の執政権の下に置かれているから適用されるという話になるのであって、尖閣諸島の日本の領有権を確認する(と保証された=柿沢注)ものではない。〉
ある方のブログに、トランプ大統領との日米首脳会談についてこう書かれていた。ブログ全体の論調は極めてクールなものなので、私自身のオピニオンが全面的に一緒だと思われないように転載はしないが、この部分は重要だと思うので、コピペで貼り付けておく。
もちろんそう言わないよりは百万倍良いけれども、オバマ大統領も言っていたし、その言葉の意味するところを過大視して楽観しすぎるのは正しい理解ではない。

政治学者などの識者の間でも柿沢氏の指摘とほぼ同じ意見が多いようだ。無条件ですみやかな日米安保条約の適用については以前から懐疑的な見方が多い。米議会の承認が必要となるはずであり、100%発動されるとは言い難い。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 政治から読み解く【経済と日本株】民進・柿沢氏 :第5条が適用されるからといって、アメリカが守ってくれると保証されたわけで