複数の海外中国語メディアによると、香港実業家の肖建華氏が1月27日夜、中国公安(警察)と国家安全部によって拘束され、中国本土に連行された。肖氏は中国共産党内部の「反習近平同盟」に加わっていたといい、習政権が今秋の党大会を有利に進めるため、取り締まりに踏み切ったものとみられている。
報道によると、肖氏は北京で拘束されている。党上層部の家族が多数関連しているため、肖氏が拘束されている場所の周辺は厳戒態勢が敷かれているという。
肖氏がトップを務める明天控股公司はインターネットを通じ、「肖氏は海外で病気療養中。会社の運営は通常通り」と発表した。肖氏もネットを通じて「中国本土に拉致された事実はない」とコメント。自身がカナダ市民で、香港の永久居留証を持っていることに言及し、カナダと香港の法的保護を受けていると強調した。

【亜州IR】



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情報提供元: FISCO
記事名:「 香港実業家が中国で拘束、「反習近平」で取り調べか