フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。

トランプ氏による米共和党の国境税案批判をはじめとして、米国政治への不透明感が台頭していることや原油安などが重しとなり、18日のNYダウは4日続落となりましたね。今日はその原因の一つ、下落している原油価格についてレポートします。

原油安の背景として松永さんは、『米エネルギー情報局(EIA)が、「2月の米シェールオイル生産量は、4カ月ぶりに増産に転じる。」との見通しを発表』したことをあげています。

またOPECが18日に公表した月報については、『2017年に石油の供給過剰が緩和されるという見通しを示しました』とのことで、『「OPEC加盟国による減産が順守されていることが伺える。その一方で、減産による価格上昇で米シェールオイルの掘削が活発になり、米国の生産が回復する可能性がある」と指摘しております』と伝えています。

今後の見通しに関しては、『新大統領就任演説や原油減産監視委員会を受けて、来週の原油価格が大きく動く可能性もあります』と伝えています。

新大統領就任演説は20日、原油減産監視委員会は21~22日にありますので、これらのイベントに注意して、引き続き原油価格の推移をチェックしていきたいですね。


上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の1月19日付「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。


フィスコリサーチレポーター 三井智映子







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情報提供元: FISCO
記事名:「 原油価格は今後大きく動く可能性が?? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)