日産自動車<7201>と東風汽車集団との中国合弁会社、東風汽車有限公司の乗用車部門である東風日産乗用車公司(東風日産)は、今年の新車販売台数が25日時点で110万台に達した。前年通年比13%増で推移。年末を待たずに年初目標を繰り上げ達成したという。新浪汽車が伝えた。

中国自動車購入層の低年齢化が進む中で東風日産は今年、若者をターゲットにした「Young Nissan」戦略を強化。各種の販促活動を通じて、ブランド知名度と好感度アップを図った。関連報告によると、東風日産の2016年ブランド好感度は、前年比で3.8%上昇。トヨタを初めて追い抜き、合弁自動車勢の3位に躍進した。  同社では26日、事業開始以降の累計生産台数が800万台に到達。800万台目をラインオフした広東省広州の花都第2工場で記念式典を開催した。

【亜州IR】



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情報提供元: FISCO
記事名:「 中国:東風日産の新車販売110万台到達、通年目標クリア