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「利上げにより高インフレを抑制するとのFRBの行動を変更するような金融市場の機能不全は見られない」と述べた。CMEのFedWatchによると、12月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%となる確率は55%程度。また、2023年1月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.50-4.75%となる確率は55%程度。株安の影響で米利上げ確率は若干低下したようだが、2023年にかけてFF金利は4.6%程度まで上昇することを市場は一定水準の確率で想定している。英国の財政悪化懸念は消えていないため、金融市場の不確実性が大幅に低下することは期待できないが、米長期金利は株安でも下げ渋る状態が続くとみられる。
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