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(FRB)はインフレ対応で後手に回っている」との考えを示した。一方、シカゴ地区連銀のエバンズ総裁とアトランタ地区連銀のボスティック総裁は、「FRBが中立的な政策への回帰において慎重に対応する」との見方を示した。7日の米国債券市場で2年-10年の利回り格差はやや拡大。2年-10年の利回り格差の逆転現象は解消されているが、米国のインフレ見通しは不透明であり、ウクライナ情勢の急変などによって10年債利回りが反落した場合、2年-10年の利回り格差が再び逆転する可能性は残されている。そのため、ドルと長期金利の動向については引き続き予断を許さない状態が続くとみられる。 <MK>