<4183>三井化学 1856.5 -214大幅続落。産業革新投資機構が2年前に買収したJSRを同社に売却することが分かったと報じられている。月内にも決定する見通しであり、売却規模は1.3兆円以上になる可能性があるとされている。同社にとっては、拡大を進めている半導体材料事業の大幅な強化につなげる考えのようだが、資金負担増による財務面への警戒感が先行する形になっているようだ。会社側からのコメントは現在ではなされていないもよう。


<6971>京セラ 3027 -242大幅続落。一昨日に第2四半期の決算を発表、その後売り優勢となっていたが、本日も一段と下値模索の展開になっている。7-9月期営業利益は165億円で前年同期比29.4%減となり、400億円程度の市場予想を大幅に下振れ。GaNデバイス事業の減損損失など一過性損失が約340億円発生したことが背景。特殊要因を除けば実態は大幅上振れの格好だが、AI・半導体関連株安の中で、ポジティブに捉える動きは少ないもよう。


<9064>ヤマトHD 2194.5 +227大幅反発。一昨日に提出された大量保有報告書によると、ファラロン・キャピタルが5.02%を保有する大株主になったことが明らかとなっている。純投資、及び、発行者の中長期的な企業価値の向上を目的とした建設的な対話を行うことを保有目的としている。
ファラロンはアクティビストとして知られる米国の運用会社。大胆な経営改革を実行するためには、長尾氏が代表取締役及び取締役を退任することが必要としているようだ。


<7366>LITALICO 1976 +56反発。一昨日に上半期の決算を発表、営業利益は28.3億円で前年同期比37.0%増となり、通期見通しは従来の55億円から58-63億円のレンジ予想に上方修正している。下限値で前期比26.7%増となる。既存施設の稼働率向上など就労支援事業を中心に好調に推移しているほか、海外事業においては当初織り込んでいなかった米国新規施設の稼働効果も見られているもよう。また、年間配当金も従来計画の15円から20円に引き上げ。


<9682>DTS 1174 +40反発。一昨日に上半期の決算を発表、営業利益は79.8億円で前年同期比1.3%減となったが、第1四半期の2ケタ減から減益率は縮小している。通期予想の170億円、前期比3.4%増は据え置いているものの、売上高を下方修正する中、主力であるSI事業の生産性向上により収益性の改善などが図れているもよう。業績モメンタム好転を受けて、下振れ懸念などは後退する状況となっている。


<6200>インソース 697 +18続伸。一昨日に26年9月期の決算を発表、営業利益は61.6億円で前期比3.1%増となり、
9月24日の修正値に沿った水準での着地となる。一方、27年9月期は68.5億円で同11.2%
増の見通しとしている。MM・GBへの資源配分強化による売上伸長と商品ミックス改善、単価向上などを想定しているようだ。また、中期計画をローリングし、28年9月期は15.3%増、29年9月期は20.3%増をそれぞれ計画している。


<9201>JAL 3180 +147大幅反発。一昨日に上半期の決算を発表、財務・法人所得税前利益は702億円で前年同期比36.0%減となったが、計画を30億円程度上回っているもよう。市場予想も上振れとみられる。第1四半期は同72.1%の大幅減益であった。燃料費上昇の影響が懸念された中、旅客・貨物収入増などが下支えする形に。通期予想は1800億円、前期比17.4%減を据え置き、コンセンサスは1500億円レベルとみられる。


<7480>スズデン 3735 +375大幅反発。一昨日に上半期の決算を発表、営業利益は22.2億円で前年同期比2.5倍の水準となり、第1四半期に大幅上方修正した水準19億円をさらに上回っている。通期予想は39.6億円から47.8億円、前期比2.3倍に再度の上方修正となっている。半導体市場において、生成AI関連の高性能な半導体需要の拡大が継続、さらなる投資拡大も見込まれているとしている。年間配当金も176円から202円に、再度の大幅引き上げ。


<5341>アサヒエイト 197 +21一時ストップ高。一昨日に株主優待制度の変更を発表している。これまでは11月末の株主に対して、100-999株保有株主には「雑貨店KURAWANKA通販クーポン」、オンラインショップで利用可能な割引券400円相当、1000株以上保有株主にはドリップコーヒー詰め合わせとしていたが、それぞれ、デジタルギフト500円相当、1000円相当に変更している。優待内容の利便性の向上を買い材料視する形に。


<5367>ニッカトー 1076 -125大幅反落。一昨日に上半期の決算を発表、営業利益は9.4億円で前年同期比89.3%の大幅増益となり、9月18日に上方修正した水準の8.2億円を上振れる着地に。セラミックス事業における電子部品業界の市況上昇、自動車・重機関連など設備投資の好調推移が大幅増益の背景に。ただ、第1四半期増益率は2.4倍であり、一段の上振れは想定の範囲内、今回は通期予想12.2億円、前期比13.9%増を据え置いており、目先の出尽くし感が先行する形。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 ヤマトHD、スズデン、アサヒエイトなど 」