<9603> H.I.S. 3275 +50一時3370円まで上昇。16年10月期決算を発表している。営業利益は前期比28.5%減の142億円と11月25日に発表した修正予想どおりに着地した。一方、17年10月期の通期業績については、営業利益で同40.1%増の200億円との見通しを示しており、ポジティブ視されたようだ。説明会においては、ホテル事業で3-5年後をメドに営業利益150-200億円程度、5年後をメドに連結売上高1兆円、営業利益500-1000億円を目指すなどとしているもよう。

<3903> gumi 880 +110一時ストップ高。16年5-10月期(第2四半期累計)決算を発表している。営業損益は5.63億円の黒字(前年同期は15.00億円の赤字)となり、従来予想(2.53億円)を上回って着地した。支払手数料率の低いタイトルの増収や一部タイトルにおける外注費削減が寄与した。16年5月-17年1月期(第3四半期累計)の業績については、営業損益で5.63億円の黒字(同16.23億円の赤字)との見通しを示している。

<9678> カナモト 2858 +288大幅に5日続伸。16年10月期決算を発表している。売上高は前年同期比8.7%増の
1448.70億円、営業利益は同7.0%減の151.34億円だった。レンタル資産等への資産増強に伴う減価償却費の負担増の影響などが重しとなったが、従来予想を上回って着地した。また、17年10月期の通期業績については営業利益で同4.5%増の158.20億円と増益見通しを示しており、業績回復への期待感がする形となった。

<3662> エイチーム 2159 -2193日ぶり大幅反落。16年8-10月期(第1四半期)決算を発表している。営業利益は前年同期比43.7%減の2.93億円で着地した。主にエンターテインメント事業における積極的な広告投資や認知度向上・人材獲得のための投資等の一時的な要因によるものという。上期計画は54.9%営業減益とされており、第1四半期の進捗はおおむね想定どおりと同社は説明しているが、減益スタートをネガティブ視した売りが先行したようだ。

<9743> 丹青社 821 +59大幅に5日続伸。16年2-10月期(第3四半期累計)決算とともに、17年1月期業績予想の上方修正と増配を発表している。第3四半期累計の営業利益は前年同期比51.4%増の37.20億円で着地した。一部市場予想では33億円程度とみられていた。また、通期営業利益見通しについては従来の34.00億円から38.00億円(前期は32.18億円)へと引き上げた。期末配当予想は1株当たり10.00円から12.00円へと増額している。

<3038> 神戸物産 3490 +480大幅続伸。同社株式を対象とするインサイダー取引が行われたとの嫌疑に関し、12月9日に神戸地方検察庁が捜査対象者全員について不起訴処分を行ったと一部メディアで報じられている。この報道を受けて買い安心感が広がったようだ。

<9424> 日本通信 195 +38急伸。総務省がソフトバンクに対し、日本通信との通信回線の接続協議を再開するよう命令する方針だと一部メディアで報じられている。報道によれば、日本通信はソフトバンクと回線をつないで事業を拡大したい考えだが、接続を拒否されたとして総務省に申し立てていた。接続が実現すれば、ソフトバンクの利用者が格安スマートフォンに乗り換えやすくなるという。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 gumi、カナモト、エイチームなど