*08:34JST 買い一巡後の半導体やAI関連株の底堅さを見極め
 27日の日本株市場は、買い先行で始まった後は半導体や人工知能(AI)関連株の底入れを見極めながらの相場展開になりそうだ。26日の米国市場はNYダウが146ドル高、ナスダックは214ポイント高だった。人工知能(AI)開発のアンソロピックは、証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)に向けた目論見書を公開した。IPOが前進しているとの見方から、半導体やAI関連株を中心に買われた。シカゴ日経225先物は大阪比640円高の62840円。円相場は1ドル=157円50銭台で推移。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで開始直後につけた62270円を安値に上げ幅を広げ、米国市場の取引開始後には63300円まで買われる場面もみられた。ボリンジャーバンドの-2と-1σとのレンジ内での推移ではあるが、前週末に-2σまで下げる場面が見られていたが、同バンドからのリバウンドが意識されやすいだろう。

 米国ではアンソロピックがIPOに向けて前進しているとの見方により、半導体やAI関連株を中心に買われた。こうした流れから東京市場においても、指数インパクトの大きいアドバンテスト<6857>や東京エレクトロン<8035>、キオクシアHD<285A>、ソフトバンクG<9984>などには自律反発狙いの買いが入るかが注目される。

 ただ、半導体やAI関連株については足もとで売られていたこともあり、自律反発の域は脱せないだろう。買い一巡に上値の重さが意識されてくるようだと、先物主導で戻り待ち狙いの売りが意識されやすいだろう。物色としては半導体やAI関連株の押し目拾いのスタンス。情報漏洩が社会問題となるなかで、サイバーセキュリティ関連の一角にも資金が向かいやすい状況は続くだろう。また、昨夕決算を発表したところでは、コーエーテクモ<3635>、イントラスト<7191>、早稲アカ<4718>、鈴茂器工<6405>、信越ポリマ<7970>、清水銀<8364>などが注目される。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 買い一巡後の半導体やAI関連株の底堅さを見極め 」