*08:34JST 薄商いながらも先高期待の強い相場展開  4日の日本株市場は、買い先行で始まった後はこう着感が強まりそうだが、薄商いながらも先高期待の強い相場展開になりそうだ。3日の米国市場は、NYダウが23ドル安、ナスダックは159ポイント高だった。朝方発表された労働関連指標が弱く、米長期金利が低下したことが相場を支えた。独立記念日の前日で短縮取引のため動意が乏しく、取引終了後に6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、5日に6月の雇用統計の発表を控え、様子見姿勢が広がる中、NYダウはわずかに下落。テスラとエヌビディアの上昇に押し上げられたナスダック指数は堅調に推移し、最高値を更新して取引を終えた。シカゴ日経平均先物は日中大阪比60円高の40660円。円相場は1ドル161円60銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買いが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時40490円まで売られたが、その後はリバウンド基調をみせており、一時40730円まで買われた。米国市場の取引終了後もこう着ながら高値圏の推移となった。買い一巡後は前日の上昇に対する利益確定の売りが入りやすいだろうが、強いトレンドを形成するなか、押し目待ち狙いの買い意欲は強いと考えられる。

 海外勢のフローが限られるなか、短期筋の売買に振らされやすいだろう。日経平均株価は昨日の上昇でボリンジャーバンドの+3σを捉えており、過熱感が警戒されやすいところである。上値の重さが意識されてくるようだと、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などには仕掛け的な売りが入りやすいと考えられる。そのため、買い一巡後の日経平均株価は40500円辺りでのこう着が続きそうだが、積極的に売り込む流れは考えづらく、押し目を狙いたいところだろう。

 また、米雇用統計についてもADP雇用統計の結果から弱い内容になるとみられ、結果的にはFRBによる利下げ期待につながる可能性はあるだろう。テスラが連日の大幅高となったほか、エヌビディアは4%を超える上昇、アームホールディングスは3%
近く上昇している。アップルは最高値を更新するなか、AI関連やアップル関連など、東京市場においてもハイテク株への物色意欲は強いだろう。薄商いのなかではあるが、底堅さが意識される相場展開になりそうである。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 薄商いながらも先高期待の強い相場展開