[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23139.19;-0.57TOPIX;1613.76;-4.42

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比0.57円安の23139.19円と前引から上げ幅を縮小しマイナスに転じて取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横ばいで推移。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=105円60銭台と朝方から円高で推移。午前の日経平均は米国市場が軟調に推移したことや、昨日の上げのピッチが急であったことでの利食い売りに押され、マイナスでスタートした。寄り付き後は前日終値を挟んだ値動きで推移する方向感の無い展開が続き、小幅高で午前の取引を終了した。なお、著名投資家のバフェット氏が率いるバークシャーハザウェイが日本の大手商社株を取得したとの報道が引き続き好感され大手商社株が堅調に推移している。後場の日経平均は前場終値より値を消してマイナスでスタートし、寄り付き後も下げ幅を若干拡大している。そのほか、お昼休み中にGoToトラベルの利用者が556万人と赤羽国交省が述べたと報じられているが、宿泊関連銘柄は無風となっている。

 セクター別では、鉱業、繊維製品、石油・石炭製品、不動産業などが下落率上位となっており、一方、その他製品、卸売業、精密機器、サービス業が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、トヨタ<7203>、NTTドコモ<9437>、キヤノン<7751>が安く、任天堂<7974>、三菱商事<8058>、東京エレクトロン<8035>、チェンジ<3962>、三井物産<8031>が高い。



<HH>

情報提供元: FISCO
記事名:「 後場の日経平均は0.57円安でスタート、ソフトバンクGやKDDIなど安い