[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;20194.93;+285.43TOPIX;1660.26;+21.32

[後場寄り付き概況]

 日経平均は前引け値とほぼ同値でスタートしている。ランチタイムの225先物は20050-20060円辺りでのもち合いである。昼のバスケットは差し引き40億円の売り越しとの観測、為替相場は1ドル111円50銭台と朝方からやや円安方向に振れて推移している。金融やハイテク株が引き続き強い動きをみせており、相場のけん引役となっている。日経平均は後場に入り、上げ幅を一時300円超に広げる場面もみられており、6月に付けた年初来高値(20318円11銭)が意識されてきている。

 セクターでは、海運業、その他製品、保険業、銀行業などが上昇。売買代金上位では、欧州系証券の格上げ観測を受けた任天堂<7974>が6月27日以来の年初来高値を更新したほか、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、日産自<7201>、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、ファナック<6954>、村田製作所<6981>、第一生命HD<8750>、みずほ<8411>、パナソニック<6752>、日立<6501>、ファーストリテ<9983>、三菱電機<6503>が上昇している。一方で、上半期の営業減益観測報道を受けたニトリHD<9843>のほか、リクルートHD<6098>などは下落している。

(アナリスト 雲宮祥士)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は285円高でスタート、金融やハイテク株が強い動き