[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;20072.61;+163.35TOPIX;1595.23;+4.82


[後場寄り付き概況]

 日経平均は前引け値からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイムの225先物は
20010-20050円辺りでのもち合い。昼のバスケットは、差し引き30億円の売り越しとの観測、円相場は1ドル110円20銭台で推移している。週末要因から大引けにかけてポジション調整が意識されるが、来週のFOMCでの利上げが確実視されるなか、円安進行などを背景に日経平均は2万円処で底堅く推移している。

 セクターでは、銀行業、情報通信業、その他製品、鉄鋼、非鉄金属、水産農林、鉄鋼が軟調。売買代金上位では、みずほ証券による投資評価引き上げを受けたソフトバンクG<9984>のほか、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などメガバンク、東芝<6502>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>が堅調。一方で、会計問題への警戒感が一段と強まる形となった富士フィルム<4901>のほか、花王<4452>、パナソニック<
6752>はさえない。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は163円高でスタート、東芝やTDKが堅調