[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;20060.21;+26.78TOPIX;1613.39;+1.49

[後場の投資戦略]

 都議選での自民党大敗による影響が警戒されたが、一先ず日銀短観の結果に市場が反応しているようである。ただ、日経平均の日中値幅は60円弱であり、手掛けづらさが窺える。出来高も7億台と低水準であるほか、米国市場は4日が独立記念日の祝日で休場となるため、週明け3日の商いも閑散とするとみられ、海外勢のフローも限られよう。そのため、2万円処での底固めの動きが続きそうである。

 物色は個人主体による中小型株にシフトしやすく、短期的な値幅取り狙いの売買が続きそうだ。ただ、物色対象に広がりはみられていないため、強い値動きの銘柄等に資金が集中することになりそうだ。
(村瀬 智一)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 中小型株の一角に短期資金が集中