[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;19776.18;-7.04TOPIX;1446.06;-1.19

[寄り付き概況]

 28日の日経平均は前日比7.04円安の19776.18円と小幅反落で取引を開始した。27日の米国市場ではNYダウが358ドル高と続伸。新型ウイルスの感染ペースが鈍化し、米国や欧州の一部で経済活動が再開されたことが好感され、終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円高の19790円。円相場は1ドル107円20銭台で推移している。ただ、昨日の強い上昇に対する利益確定と見られる動きから、本日の日経平均は反落スタートとなった。その後も下げ幅を拡げる展開となっている。祝日前であることや連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとする思惑もあるようだ。

 業種別では、石油・石炭製品、鉱業、化学、陸運業、小売業、鉄鋼、保険業などがマイナスで推移している。一方、空運業、海運業、ゴム製品、証券・商品先物取引業などがプラスで推移している。売買代金上位では、花王<4452>、資生堂<4911>、アンリツ<6754>などがマイナスで推移。一方、パナソニック<6752>、太陽誘電<6976>、ANAホールディングス<9202>などがプラスで推移している。


<HH>

情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は7円安でスタート、花王や資生堂が軟調