[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;20641.49;+180.56TOPIX;1502.83;+12.66

[寄り付き概況]

 30日の日経平均は前日比180.56円高の20641.49円と大幅に反発で取引を開始した。29日の米国株式相場では、米中貿易摩擦において、中国政府が冷静な交渉による解決を望む姿勢を示したことで、ハイテク株を中心に買いが広がった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比245円高の20705円。この流れから、日経平均は180円高での反発で寄り付く形となった。その後も東京市場においても値がさハイテク株中心に上げ幅をやや拡げる展開となっており、一時200円を超える場面も見られる展開となっている。

 業種別では、ゴム製品、石油・石炭製品、鉱業、非鉄金属、電気機器、精密機器、鉄鋼などを筆頭に全業種がプラスで推移している。売買代金上位では、安川電機<6506>、オリンパス<7733>、DeNA<2432>、TDK<6762>、太陽誘電<6976>、日立<6501>、東エレク<8035>などハイテク関連を中心にプラスで推移している。一方、ZOZO<3092>、資生堂<4911>がさえない動きとなっている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は180円高でスタート、オリンパスや東エレクが堅調