[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;19286.06;-99.75TOPIX;1580.77;-9.94

[寄り付き概況]

 6日の日経平均は続落でスタートした。前日の米国市場では、前週末の北朝鮮による核実験や、新たなミサイル発射への警戒感から投資家心理が悪化したことに加え、トランプ大統領が不法移民の強制送還を免除する政策の撤回姿勢を示したことで政権運営への懸念も強まり、終日軟調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円安の19355円、為替相場は1ドル108円60銭台と前日比円高方向に振れて推移している。これらを受けて、本日の日経平均は売り先行となった。米国の長期金利低下を受けて、金融セクター中心に弱含む展開となっている。

 セクターでは、証券・商品先物取引業、保険業、銀行業、空運業、パルプ紙などが下落。売買代金上位では、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、村田製作所<6981>、野村<8604>、ソニー<6758>、日立<6501>、ファーストリテ<9983>、SUMCO<3436>、サイバーエージェント<4751>、ブイ・テクノロジー<7717>がさえない。一方で、リクルートHD<6098>、日本郵政<6178>、KDDI<9433>、ファナック<6954>は上昇している。


(アナリスト 雲宮祥士)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は続落でスタート、米国の長期金利低下を受け金融株が弱含む