[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;20056.32;+22.89TOPIX;1613.65;+1.75


[寄り付き概況]

 3日の日経平均は反発でスタートした。30日の米国市場では、米国の長期金利上昇で金融株が選好されたほか、前日に売りが目立ったハイテク株にも買い戻しが広がったものの、引けにかけて上げ幅を縮小した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高の
20065円、円相場は1ドル112円20銭台での推移。本日の日経平均は225先物にサヤ寄せする格好から買い先行となった。朝方に発表された6月の日銀短観が、大企業製造業の景況感が3期連続で改善したことも好感された。一方で、東京都議選において、小池都知事率いる都民ファーストの会が自民党に勝利したことにより、安倍首相の政権運営の不透明感が意識されており、上値は重い。

 セクターでは、繊維製品、石油石炭製品、ガラス土石製品、建設業、鉄鋼が堅調。
売買代金上位では、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、村田製<6981>、日本郵政<6178>、SUBARU<7270>、ASJ<2351>が上昇。一方で、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、第一三共<4568>、東京エレクトロン<8035>、キーエンス<6861>、東芝<6502>、ニトリHD<9843>、野村HD<8604>は下落。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は反発でスタート、自民党大敗により上値重い、トヨタや村田製がしっかり