[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;33402.38;-198.77
Nasdaq;;12126.33;-63.12
CME225;28090;-170(大証比)

[NY市場データ]

4日のNY市場は下落。ダウ平均は198.77ドル安の33,402.38ドル、ナスダックは63.12ポイント安の12,126.33で取引を終了した。新四半期入りに伴う新規の買いが支え、寄り付き後は全般もみ合い。しかし、その後に発表された2月JOLTS求人件数が予想を下回り2021年5月以来で最低となったため、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測が後退する一方で景気後退懸念が強まり、売りに拍車がかかった。また、JPモルガン銀行(JPM)のダイモン最高経営責任者(CEO)が株主宛て年次書簡で金融危機が進行中で影響が長期化する可能性を警告し、銀行セクターが下落したことも相場を押し下げた。終盤にかけても戻りは鈍く、下落で終了。セクター別では公益事業や電気通信サービスが上昇した一方で、資本財や銀行が下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比170円安の28090円。ADR市場では、対東証比較(1ドル131.69円換算)でトヨタ自<7203>、NTT<9432>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、三井住友<8316>、任天堂<7974>をはじめ全般売り優勢となった。 <YN>
情報提供元: FISCO
記事名:「 4日のNY市場は下落