[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;33044.56;-252.40
Nasdaq;10852.27;-104.74
CME225;26320;-20(大証比)

[NY市場データ]

19日のNY市場は続落。ダウ平均は252.40ドル安の33,044.56ドル、ナスダックは104.74ポイント安の10,852.27で取引を終了した。景気後退懸念がくすぶり寄り付き後は下落。週次失業保険申請件数が予想外に減少したことで追加利上げを織り込む金利上昇を警戒した売りが再燃した。また、イエレン財務長官が連邦債務が上限に達し、特別策を講じ議会に上限引き上げなどの対応を要請したことが報じられると、政府機関閉鎖リスクを懸念した売りも強まった。その後、連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード副議長が利上げ減速を支持する姿勢を見せると警戒感を受けた売りが後退。一時下げ止まるも終日軟調推移となった。セクター別では、メディア・娯楽、エネルギーが上昇した一方、半導体・同製造装置、資本財が下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比20円安の26320円。ADR市場では、対東証比較(1ドル128.42円換算)でトヨタ自<7203>、ファナック<6954>、デンソー<6902>、ルネサス<6723>、AGC<5201>などが下落した一方、三井住友<8316>、みずほFG<8411>、住友商事<8053>、エーザイ<4523>などは上昇。全体は売り優勢となった。 <YN>
情報提供元: FISCO
記事名:「 19日のNY市場は続落