[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;34207.84;+123.69
Nasdaq;13470.99;-64.75
CME225;28380;+30(大証比)

[NY市場データ]

21日のNY市場はまちまち。ダウ平均は123.69ドル高の34207.84ドル、ナスダックは64.75ポイント安の13470.99で取引を終了した。5月製造業・サービスPMI速報値が過去最高に達したため、寄り付き後、上昇。その後、中国政府が採掘取締りをあらためて表明したことを背景に、暗号通貨相場が再び急反落すると、警戒感に一時上げ幅を縮めた。しかし、インフラ計画を巡りバイデン政権が引き続き共和党と超党派での合意を求め妥協案を提示すると、回復期待感からダウは終日堅調推移となった。一方、住宅価格の上昇を受けてインフレ懸念が再燃し、ハイテク株は下落に転じた。セクター別では、銀行、各種金融が買われた一方で、テクノロジー・ハード・機器が売られた。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円高の28380円。ADR市場では、対東証比較(1ドル108.96円換算)で日製鋼<5631>、みずほFG<8411>、ANA<9202>、大成建設<1801>、ホンダ<7267>などを筆頭に全般買い優勢の展開となった。 <YN>
情報提供元: FISCO
記事名:「 21日のNY市場はまちまち