[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;24370.10;+162.94
Nasdaq;7084.46;+49.77
CME225;20495;+145(大証比)

[NY市場データ]

17日のNY市場は上昇。ダウ平均は162.94ドル高の24370.10、ナスダックは49.77ポイント高の7084.46で取引を終了した。朝方は、大手行のモルガン・スタンレー(MS)の決算が嫌気されたほか、中国通信機器メーカーの華為技術(ファーウェイ)に関して米捜査当局が近く起訴するとの見方が報じられ、小動きとなった。政府機関の一部閉鎖が27日目に突入したことも相場の重しとなった。しかし、ムニューシン財務長官が通商交渉での中国側の譲歩を引き出すため、現在実施中の対中関税の緩和を提案したことが報じられると、中国での売上が大きい企業を中心に買いが広がり、上昇した。セクター別では、資本財や素材が上昇する一方で電気通信サービスや家庭用品・パーソナル用品が下落した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円高の20495円。ADRの日本株はトヨタ<7203>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、三井住友<8316>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、エーザイ<4523>、資生堂<4911>、富士フイルム<4901>、オリンパス<7733>など、対東証比較(1ドル109.18円換算)で全般しっかり。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 17日のNY市場は上昇