[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;24886.81;+52.40
Nasdaq;7425.96;+47.50
CME225;22620;-100(大証比)

[NY市場データ]

23日のNY市場は上昇。ダウ平均は52.40ドル高の24886.81、ナスダックは47.50ポイント高の7425.96で取引を終了した。アジア・欧州株がほぼ全面安となり売りが先行。貿易摩擦を巡る米中関係への先行き不安や米朝首脳会談実現への懐疑的な見方から投資家心理が悪化し、軟調推移となった。しかし、FOMC議事録では、大半の当局者が堅調な経済見通しを受けて、近く利上げが必要となるとの認識を示す一方で、インフレ率が目標から若干上振れたとしても、米経済に影響を与えないとの考えから利上げを急がない姿勢も確認された。発表後に株価は下げ幅を縮小し、引けにかけて上昇に転じた。セクター別では、小売やソフトウェア・サービスが上昇する一方でメディアや自動車・自動車部品が下落した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円安の22620円。ADRの日本株はトヨタ<7203>、NTT<9432>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、ホンダ<7267>、ソニー<6758>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>など、対東証比較(1ドル109.96円換算)で全般冴えない。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 23日のNY市場は上昇