[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;24357.32;+94.81
Nasdaq;7265.21;+55.60
CME225;22470;+20(大証比)

[NY市場データ]

7日のNY市場は上昇。ダウ平均は94.81ドル高の24357.32、ナスダックは55.60ポイント高の7265.21で取引を終了した。投資会社バークシャー・ハサウェイ(BRKB)を率いるバフェット氏が、週末に開催された株主総会や前後のメディアへのインタビューで、大量追加取得したアップル(AAPL)のほか、アマゾン(AMZN)やグーグル(GOOGL)などハイテク大手企業を賞賛する発言を行い、ハイテクセクターを中心に買いが先行。中国が貿易摩擦問題で一部関税引き下げを示唆したことも好感され、堅調推移となった。しかし、米国が2015年に締結したイラン核合意から離脱する可能性が強まっており、トランプ大統領がイラン核合意を巡る対応について明日発表することを明らかにすると、引けにかけて上げ幅を縮小する展開となった。セクター別では、半導体・半導体製造装置や資本財が上昇する一方で食品・生活必需品小売や家庭用品・パーソナル用品が下落した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の22470円。ADRの日本株はソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、任天堂<7974>、三井住友<8316>、オムロン<6645>がしっかり。半面、トヨタ<7203>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>、日産自<7201>、ルネサス<6723>がさえないなど、対東証比較(1ドル109.08円換算)で高安まちまち。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 7日のNY市場は上昇