[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;21797.79;+13.01
Nasdaq;6360.19;-37.68
CME225;19150;+10(大証比)

[NY市場データ]

8日のNY市場はまちまち。ダウ平均は13.01ドル高の21797.79、ナスダックは37.68ポイント安の6360.19で取引を終了した。週末にフロリダ州に上陸する可能性が高いハリケーン「イルマ」が、米経済に与える影響を見極めたいとの思惑や北朝鮮情勢の緊迫化で投資家のリスク選好姿勢が後退し、売りが先行。債務上限引き上げ・政府運営資金を抱き合わせたハリケーン被害救済法案が下院を通過し、政治リスクが解消したほか、長期金利の低下が一服し、金融株に買い戻しが見られたが相場を押し上げるには至らなかった。セクター別では、保険やヘルスケア機器・サービスが上昇する一方でテクノロジー・ハード・機器や食品・生活必需品小売が下落した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円高の19150円。ADRの日本株は三井住友<8316>、花王<4452>、コマツ<6301>、三井物<8031>、京セラ<6971>、ファナック<6954>がしっかり。半面、トヨタ<7203>、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、シャープ<6753>、旭硝子<5201>が冴えないなど、対東証比較(1ドル107.84円換算)で高安まちまち。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 8日のNY市場はまちまち