[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;21005.71;+2.74
Nasdaq;5870.75;+9.53
CME225;19460;-10(大証比)

[NY市場データ]

3日のNY市場は上昇。ダウ平均は2.74ドル高の21005.71、ナスダックは9.53ポイント高の5870.75で取引を終了した。原油相場の上昇が好感され、買いが先行。その後は、イエレンFRB議長やフィッシャー副議長の講演を見極めたいとの思惑から、上げ幅を縮小し下落した。注目の講演ではイエレン議長が雇用とインフレが継続して改善するならば、緩やかな利上げが適切となると発言したほか、フィッシャー副議長も、最近の連銀高官による利上げに積極的な姿勢に同調した。講演を受けて引けにかけて小幅上昇となったが、相場を押し上げるには至らなかった。セクター別では、運輸や銀行が上昇する一方で食品・生活必需品小売や耐久消費財・アパレルが下落した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の19460円。ADRの日本株はトヨタ<7203>、キヤノン<7751>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>が小じっかり。半面、三井住友<
8316>、ブリヂストン<5108>、花王<4452>、ホンダ<7267>が小安いなど、対東証比較
(1ドル114.04円換算)で高安まちまち。


<TM>

情報提供元: FISCO
記事名:「 3日のNY市場は上昇