[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;19883.06;+39.65
Nasdaq;5457.44;+20.28
CME225;19375;+5(大証比)

[NY市場データ]

19日のNY市場は上昇。ダウ平均は39.65ドル高の19883.06、ナスダックは20.28ポイント高の5457.44で取引を終了した。米景気拡大への期待を背景に投資家のリスク選好姿勢が強まっており、買いが先行。その後はイエレン議長の講演を午後に控えて上げ幅を縮小した。講演でイエレン議長は労働市場が過去10年で最も堅調に推移しつつあるとの認識を示したものの、具体的な金融政策への言及はなく相場への影響は限られた。一方で、トルコでのロシア大使の銃撃事件やドイツでのトラック突入事件を受けて、引けにかけて上げ幅をやや縮小する展開になった。セクター別では、半導体・半導体製造装置や電気通信サービスが上昇する一方でヘルスケア機器・サービスやエネルギーが下落した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円高の19375円。ADRの日本株はトヨタ<7203>、三菱UFJ<8306>、富士重<7270>、任天堂<7974>、日鉄住金<5401>など対東証比較(1ドル117.15円換算)で全般小安い。


<TM>

情報提供元: FISCO
記事名:「 19日のNY市場は上昇