*08:25JST 新規材料難から様子見姿勢が強まるか
[本日の想定レンジ]
19日のNYダウは36.38ドル安の51966.03ドル、ナスダック総合指数は290.86pt高の26430.89pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比275円安の64705円だった。20日は、新規の手掛かり材料に欠けるなか、買い見送りムードが広がりそうだ。19日の東京市場は、米新興クラウド企業のコアウィーブの信用不安が再燃し、半導体株が売られた米国市場の流れを映して売り先行で始まり、日経平均は一時約1カ月ぶりに64000円台を割り込む場面もあった。ただ、業績への期待感などから次第に買い戻しなどが入り、日経平均は戻り歩調に転じた。ローソク足は、長い下ヒゲを伸ばして小陽線を形成し、押し目買い意欲の強さを確認する形となった。19日の米国市場では、景気敏感株などに売りが出た一方、半導体・人工知能(AI)関連株には押し目買いが入り、主要株価指数は高安まちまちだった。中国の半導体メモリーメーカーCXMTが16日、AIブームを背景としたメモリー供給不足を追い風に2026年1-9月期の売上高が前年同期比8倍超に増加するとの見通しを示したことや前週の急落の反動から買い戻しの動きが強まり、半導体関連株中心に上昇した。一方、このところ上昇していたディフェンシブ銘柄などには利益確定売りが広がった。また、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が19日、サウジアラビア西部の紅海に面した原油積み出し拠点ヤンブーにある国営石油会社サウジアラムコなど複数の拠点に攻撃を実施したことを発表したため、中東情勢の緊迫化を背景に米原油価格が上昇したことも相場の重しになったようだ。20日の東京市場は、米半導体関連株の上昇は支援材料になりそうだが、AI企業の債務問題への不安感は拭えないだけに、様子見姿勢の強い展開が予想される。また、ナイトセッションの日経225先物は64840円台と軟調に推移しているほか、米系証券が投資判断を引き上げたコアウィーブは一時上昇したものの、買いは続かず、結局続落したことも投資マインドに影響を及ぼしそうだ。さらに、日米の主要企業の決算発表の本格化を前に新たな手掛かり材料に欠けることも様子見姿勢を強める要因になるかもしれない。上値のめどは、5日移動平均線の66037円、25日移動平均線の66426円、心理的な節目の67000円、10月14日の安値67533円。下値のめどは、心理的な節目の64000円や63000円、9月14日の安値62726円、心理的な節目の62000円などが挙げられる。

[予想レンジ]
上限65500円-下限64500円



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情報提供元: FISCO
記事名:「 新規材料難から様子見姿勢が強まるか 」