*08:25JST 前日の急上昇の反動から利食い売り先行か
[本日の想定レンジ]
1日のNYダウは20.51ドル高の50926.56ドル、ナスダック総合指数は10.54pt高の26871.60pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比490円安の68520円だった。2日は急上昇の反動から利益確定売りが先行して始まることが予想される。1日の東京市場は、米半導体大手マイクロン・テクノロジーの好決算を背景に半導体・人工知能(AI)関連株物色が強まり、日経平均は約1カ月半ぶりに68000円台を回復した。ローソク足は、マドを空けて大陽線を形成し、75日移動平均線を上放れるほか、25日移動平均線も上昇角度を増し、上昇圧力の強まりをうかがわせた。1日の米国市場は、原油高が重しとなる一方、長期金利の上昇一服が相場を支え、NYダウ、ナスダック総合指数は小幅な上昇にとどまった。米紙は1日、「米国が中東に3隻目の空母を派遣するとともに、最大1万人の兵力を追加派遣する」と報じ、これが中東情勢の緊迫化への懸念につながり、米原油先物相場が一時1バレル=93ドル台へと上昇した。一方、ボウマン米連邦準備制度理事会(FRB)副議長は1日、「さらなる行動を取る緊急性は見当たらない」と述べ、追加利上げに否定的な見解を示したほか、ジェファーソンFRB副議長も追加利上げに慎重姿勢を示すなど、長期金利の上昇が一服したことが下支え要因になった。ただ、マイクロン・テクノロジーの好決算を背景に半導体関連株には買いが入り、SOX指数は1.5%超の上昇となった。一方、ナイトセッションの日経225先物は68460円と下落したほか、機関投資家が参考にする日経225CFDも68100円台と軟調に推移しているため、本日の東京市場は前日の大幅高の反動から利益確定売りに値を消す銘柄が増加することが見込まれる。また、米国では2日、9月の雇用統計が発表される。金融政策や長期金利への影響を見極めたいと考える投資家は多く、持ち高調整の動きが強まるかもしれない。ただ、雇用統計の結果次第では、追加利上げ観測の後退が一段と強まる可能性もあるだけに、売り急ぐ動きは抑制されることも想定され、早期に8月14日に記録した戻り高値の69608円を突破できるかに注目したいところだ。上値のめどは、8月14日高値の69608円や心理的な節目の70000円、71000円、7月1日高値の71692円。下値のめどは、心理的な節目の68000円や67000円、75日移動平均線の66734円、心理的な節目の66000円などが挙げられる。

[予想レンジ]
上限69000円-下限68000円





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情報提供元: FISCO
記事名:「 前日の急上昇の反動から利食い売り先行か 」