*08:25JST 米国株高を背景に買い戻し動きが先行へ
[本日の想定レンジ]
3日のNYダウは624.16ドル高の53686.11ドル、ナスダック総合指数は366.23pt高の26584.06pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比330円高の64560円だった。本日は、米国株の上昇を受けて買いが先行して始まることが想定される。3日の東京市場は、米国株の上昇を受け買いが先行して始まったものの、中東情勢の緊迫化や日米の利上げ観測など先行き不透明感が拭えず、騰勢は続かず、日経平均は4日続落した。ローソク足は、2日連続して上ヒゲのない「陰の寄り付き坊主」を描き、足元の売り圧力の強さを窺わせた。3日の米国市場では、主要株価指数はそろって上昇した。ウォラー米連邦準備制度理事会(FRB)理事が3日、近く公表される8月のインフレ指標の鈍化傾向が続いた場合、今月中旬の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利据え置きを支持する可能性に言及した。これを受け、早期利上げ観測が後退し、長期金利が低下したことを背景に、ハイテク株や景気敏感株などを中心に買われた。ナイトセッションの日経225先物も値を上げており、本日は米国株の上昇を映して買い戻しの動きが強まりそうだ。また、日経平均が前日までの4日間で2200円近く下落したことが買い戻しに拍車をかける可能性もある。ただ、中東情勢の緊迫化から原油価格は高止まりしており、コスト負担の増加による企業業績や景気の悪化懸念が拭えないほか、為替相場も1ドル=155円台と円高が進んでおり、輸出採算の悪化による収益圧迫要因として警戒されそうで、買い一巡後は上値の重さが意識される可能性もある。また、米国では4日、8月の雇用統計が発表される。非農業部門就業者数は60000人増と7月の23000人減から増加が見込まれている。労働需給は底堅く推移していると受け止められれば、再び利上げ観測が高まることも予想されるため、雇用統計を受けた米金融市場の動きを確認したいと考える投資家も多いとみられ、様子見姿勢が強まることも想定されよう。上値のめどは、日足一目均衡表の基準線の65028円や25日移動平均線の65941円、心理的な節目の66000円、67000円。下値のめどは、心理的な節目の63000円や26週移動平均線の62988円、心理的な節目の62000円、7月29日の安値60448円などが挙げられる。

[予想レンジ]
上限65000円-下限64000円



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情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株高を背景に買い戻し動きが先行へ