*08:25JST 39500-40000円のレンジを突破できるのか注目 [本日の想定レンジ]
10日のNYダウは192.34ドル高の44650.64ドル、ナスダック総合指数は19.32pt高の20630.6634pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比65円高の39705円だった。本日はこのところ続いている39500-40000円のレンジを上抜けるか注目される。前日は円高進行などが警戒され、さえない展開となり、再び下げに転じた5日移動平均線(39711円)を下回った。ローソク足も陰線を形成し、上値の重さが確認された。ただ、心理的な節目の39500円に接近すると、押し目を拾う動きとなり、下値の堅さも意識され、39500-40000円のレンジ内の動きにとどまった。本日もこのレンジが意識されるのであれば、下値は限定的で買いが入りやすくなることが予想される。前日の米国市場ではナスダック総合指数とS&P500種指数がそろって史上最高値を更新するなど、米国株の上昇基調が続いているだけに、好影響を与えることになるだろう。一方、日米通商交渉、参院選、国内主要企業の決算など相場に大きく影響を与えるイベントを控えているだけに、積極的に買い上がる雰囲気にもならなそうで、状況次第では相場の急落リスクへの懸念も残ることになりそうだ。上値めどは節目の40000円や6月30日の高値(40852円)、下値のめどは節目の39000円や25日線などが挙げられる。

[予想レンジ]
上限40000円-下限39500円

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情報提供元: FISCO
記事名:「 39500-40000円のレンジを突破できるのか注目