*08:25JST 弱もみ合い、25日線割れで地合い悪化 [本日の想定レンジ]
30日の米NYダウは330.06ドル安の38111.48、ナスダック総合指数は183.50pt安の16737.08、シカゴ日経225先物は大阪日中比230円高の38230円。本日の日経平均は弱もみ合いが予想される。昨日は終値502.74円安と下方向に値幅を出し、25日移動平均線を下放れて終了した。一目均衡表で株価が雲下限を下回ったことに加え、パラボリックは売りサイン点灯を開始し、地合いは売り手優勢に傾いた模様だ。一方、終値は節目の38000円をキープ。ローソク足は小陰線の胴体部分から長めの下ヒゲを出す「T」字型のトンボを示現し、下値での買い需要も窺える。昨日までの3日続落で合計845.89円安と下げ幅は大きいが、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は97.06%と中立圏中央の100%近傍にあるため、連続安の後ではあるが売られ過ぎ状態からのリバウンド圧力は限定的とみられ、38000円から。昨日安値37617.00円前後が下値抵抗ゾーンとして意識される。

[予想レンジ]
上限38150円-下限37600円 <SK>
情報提供元: FISCO
記事名:「 弱もみ合い、25日線割れで地合い悪化