[本日の想定レンジ]
8月31日は米NYダウが280.44ドル安の31510.43、ナスダック総合指数が66.93pt安の11816.20、シカゴ日経225先物が大阪日中比265円安の27855円。本日の日経平均は軟調な展開が予想される。昨日大引けは節目の28000円を回復したが、3営業日連続でザラ場
高値が25日移動平均線を下回ったほか、下向きの5日線が25日線を上から下に抜けて短期的な地合い悪化を警告する形となった。上値では、引き続き25日線(昨日28282.78円)が上値抵抗線として意識される一方、下値では、週初8月29日安値27788.12円が支持線として期待され、足元の株価は28000円前後の狭いレンジに収まっている形だ。東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)も102.28%と中立圏中央の100%近くにあって足元の売り買い拮抗状態を窺わせている。ただ、一目均衡表では本日、変化日を迎え、株価は次の新しいレンジに向けて動き出す展開が予想される。8月29日安値割れとなれば、レンジ下抜けに相当し、下値拡張局面に入るリスクが増す点に警戒が必要となろう。

[予想レンジ]

上限28250円−下限27750円 <TY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 軟調、8月29日安値割れを警戒