[本日の想定レンジ]
25日は米NYダウが128.99ドル安の27140.98、ナスダック総合指数が82.96pt安の8238.54、シカゴ日経225先物が大阪日中比130円安の21620円。本日の日経平均は売り一巡後は下げ幅縮小の展開となりそうだ。昨日のザラ場高値は21823.07円と、5月7日以来の21800円台まで戻した。ザラ場で21000円を割った18日から5営業日で最大829.63円高と上昇ピッチが急だったため、スピード調整が予想され、この間の上げ幅である3分の1戻しに相当する21546.53円付近が下値目途として意識されよう。ただ、昨日終値ベースでともに上向きの5日移動平均線と25日線が短期ゴールデンクロス(GC)を示現し、加えて日足の一目均衡表の転換線と基準線がともに上向くなどチャート形状は買い手優位を示しており、売り物が一段落した後は下げ幅縮小が期待できそうだ。ボリンジャーバンドでは、中心線から+1σでのもみ合いが予想される。

[予想レンジ]
上限21750円−下限21550円

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情報提供元: FISCO
記事名:「 売り一巡後の底堅さを注視