[本日の想定レンジ]

9日は米NYダウが22.65ドル安の26783.49、ナスダック総合指数が43.35pt高の8141.73、シカゴ日経225先物が大阪日中比10円安の21500円。本日の日経平均は小動きが予想される。昨日のローソク足は上下いずれにもヒゲを出し、強弱感の対立を示した。下降する5日移動平均線や200日線に上値を圧迫される一方で、8日に比べ下値は切り上がっており、売り買いの拮抗状態が窺える。日足の一目均衡表では、昨日に転換線が上向いたが、本日は応当日の株価上昇で遅行線による強気シグナルが減衰する公算が大きく、こちらも強弱の決めてに欠く。ボリンジャーバンドは昨日、終値ベースで+1σをやや上回った。上昇トレンド再開には本日終値ベースで+1σ上を確保しておきたいところである。

[予想レンジ]
上限21600円−下限21350円

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情報提供元: FISCO
記事名:「 上値の重さ意識