[本日の想定レンジ]

8日は米NYダウが2.24ドル高の25967.33、ナスダック総合指数が20.44pt安の7943.32、シカゴ日経225先物が大阪日中比55円安の21525円。本日の日経平均は昨日に25日移動平均線から下放れした余韻で売り優勢が続き、弱含みが予想される。昨日は心理的な節目の21500円を維持したものの、この水準を下回ると75日線や3月29日高値と4月1日安値で形成するマドの下端(21267.25円)が下値メドとして意識されよう。日足の一目均衡表では、転換線が急角度で下降しており、短期的な売り圧力の強さを示唆している。遅行線の株価に対する上方乖離幅が小さくなっているため、投資家の押し目買い余力は限られそうだ。

[予想レンジ]
上限21600円−下限21250円

<SK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 21500円割れによる下げ幅拡大を警戒