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29日のNY市場は上昇。週間新規失業保険申請件数が予想より減少した一方で、インフレ指標の一つである2月PCEコア指数が予想に一致したことから、利上げへの懸念を伴わない緩やかな景気改善が好感された。ダウ平均は254.69ドル高の24103.11、ナスダックは114.22ポイント高の7063.45。シカゴ日経225先物清算値は大阪比265円高の21475円。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買いが先行することになり、200日線を捉えてくることになろう。海外勢のフローが限られるため買い一巡後はこう着感が強まりそうだが、リバウンドを試す展開に。昨日は買い先行で始まったが200日線に上値を抑えられる格好となった。ただし、一時下げに転じるものの、5日線が支持線として意識される格好となり、終値では21000円を上回っている。調整トレンドの中ではあるが、52週線もキープしており、ボトム形成が意識されてくる半面、200日線および25日突破が意識されてくる。また、パラボリックのSAR値は21362円処まで下がってきており、陽転シグナルを発生させよう。21150-21550円のレンジを想定。
[予想レンジ]
上限 21550円−下限 21150円
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