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27日のNY市場は下落。米アリゾナ州が配車サービスのウーバーに対して州内道路での自動運転車運用の無期限停止を命令したことをきっかけに、半導体関連株が急落。この動きがハイテクセクター全体に広がる形となった。ダウ平均は344.89ドル安の23857.71、ナスダックは211.74ポイント安の7008.81。シカゴ日経225先物清算値は大阪比415円安の20695円。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売りが先行しよう。配当権利落ちによる影響は約161円となるが、これ以上下げてくる可能性があり、節目の21000円を固められるかが注目されるところ。昨日はマドを空けての上昇から早い段階で21000円を回復すると、その後も上げ幅を広げる中で5日線を突破し、200日線を捉えてきている。一目均衡表では転換線を突破し、基準線に接近している。ただし、遅行スパンは実線を下回っての推移が続いており、下方シグナルは継続している。ボリンジャーバンドでは-1σを突破してきており、中心値(25日)を意識。パラボリックのSAR値が21546円処まで下がってきており、陽転シグナル発生へのハードルが下がっている。MACDはシグナルとの乖離が縮小してきており、陽転シグナル発生が近づいている。週間形状では52週線を突破している。一方で、13週、26週線が交差しつつあり、デッドクロス示現を拒否できるかが注目される。再び21000円や200日線、52週線を下回ってくるようだと、上値抵抗としての意識が強まりやすい。20800-21200円のレンジを想定。
[予想レンジ]
上限 21200円−下限 20800円
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