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7日のNY市場は上昇。セントルイス連銀総裁が政策金利の現行維持を支持したほか、ミネアポリス連銀総裁がバランスシート縮小は金融市場の混乱なく完了するとの見通しを示したことが好感され、ハイテク株を中心に緩やかに上昇した。ダウ平均は25.61ドル高の22118.42、ナスダックは32.21ポイント高の6383.77。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円高の20050円。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好となろうが、ほぼ横ばい推移であり、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。昨日は節目の2万円を上回って始まり、5日、25日線を突破した後は、25日線レベルでの攻防となった。狭いレンジ内での推移となり、日中値幅は50円程度にとどまっていた。一目均衡表では雲上限を突破し、転換線、基準線も僅かに上回っている。遅行スパンはもち合いレンジ内ではあるが、実線が若干下がった水準のため、辛うじて上方シグナルを発生させてきている。
一方で、ボリンジャーバンドではバンドが横ばい推移のなか、+1σと中心値(25日)
とのレンジに移行したが、トレンドは出難い。週間形状では辛うじて13週線を突破してきている。もち合いレンジ内のため強弱感が対立しやすいが、短期シグナルは改善してきている。下値の堅さが意識されてくるようだと、次第に自律反発を意識させてこよう。20000-20150円のレンジを想定。
[予想レンジ]
上限 20150円−下限 20000円
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