[本日の想定レンジ]
 2日のNY市場はまちまち。携帯端末のアップル(AAPL)の決算内容が好感され、買いが先行。ダウは史上初めて22000ドルの大台を上回った。一方で、通信セクターを中心に売りが広がり、上値の重い展開となった。ダウ平均は52.32ドル高の22016.24、ナスダックは0.29ポイント安の6362.65。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の20060円。
 シカゴ先物にサヤ寄せする流れから、前日終値を挟んでのこう着が続きそうである。昨日は買い先行から5日線を上回って始まると、その後は5日線が支持線として機能する格好となるなか、25日線を挟んでの推移となった。ボリンジャーバンドではバンドが横ばい推移するなか、-2σから中心値(25日)を捉えており、+1σとのレンジに移行しつつある。パラボリックは陰転シグナルが継続しているが、SAR値が20177円辺りまで低下してきているため、これにタッチする形での陽転シグナル発生が近づいている。週間形状では13週線を上回っての推移。短期シグナル改善も、引き続き強弱感が対立しやすいところ。19950-20100円のレンジを想定。

[予想レンジ]

上限 20100円−下限 19950円



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情報提供元: FISCO
記事名:「 引き続き強弱感が対立しやすいところ