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7日のNY市場は上昇。欧州中央銀行(ECB)が明日開催の理事会でインフレ見通しを引き下げるとの観測が強まり、買いが先行。原油安を受けて一時下落する場面もあったが、金融株に買いが入り下値を支えた。前FBI長官とトランプ大統領の面談内容が記載された証言原稿が公表されると不透明感がやや後退、引けにかけて堅調に推移した。
ダウ平均は37.46ドル高の21173.69、ナスダックは22.32ポイント高の6297.38。
重要イベントの結果待ちとなるが、アク抜けを意識した押し目買い意欲は強そうである。日経平均は5日線に上値を抑えられているが、2日の上昇で空けたマド(19887-1
9967円)埋め辺りで踏ん張りをみせている。一目均衡表では転換線が支持線として意識されている。MACDは小幅ではあるが、シグナルを上回っているため、陽転シグナルは継続している。
ボリンジャーバンドでは中心値(25日)と+1σとのレンジでの推移であり、+1σを挟んでの攻防。バンドは収れんしているところであり、方向性が掴みづらい所であるが、2万円近辺での値固めを意識しておきたいところ。週間形状では13週、26週線との乖離は小さいものの、辛うじてゴールデンクロスの状態を保っている。19900-20100円のレンジを想定。
[予想レンジ]
上限 20100円−下限 19900円
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